1983-03-24 第98回国会 参議院 文教委員会 第4号
その皆さんの主張も、いま大臣がおっしゃったように、数料書無償制度は憲法二十六条の義務教育無償の理念に少しでも近づこうとするところの国の基本理念なんだと。
その皆さんの主張も、いま大臣がおっしゃったように、数料書無償制度は憲法二十六条の義務教育無償の理念に少しでも近づこうとするところの国の基本理念なんだと。
こうしたことを確認いただいたんですが、総理も先ほど今日の教料書問題を通して、アジアの皆さんに軍事的にいささかも脅威をこれから与えるようなことがあってはならんと思っていますということも先ほど答弁いただきましたが、そうしたことも絡めて、総理のひとつ明確な確認をいただいて私の質問を終わりたいと思います。
それから第二点は、文部省と教科書検定との関係でございますが、これは私、所管大臣でございませんので、非常に厳密に、正確には申し上げられませんが、文部省が改善意見を出すあるいは修正意見を出すという程度において教料書がつくられる過程で関与はいたしておりますけれども、基本的にこれは民間の創意によってつくられている教科書である、いわゆる戦前のような国定といったような関与を国がいたしておるのではないということは
○政府委員(鈴木勲君) 教料書調査官は検定の過程におきましていろいろな応接をするわけでございますけれども、ただいま御指摘の点につきましては、私が先ほど申し上げましたように、その真意といたしましては、教科書で使用いたします用語についてはできるだけ客観的な表現が望ましい、また表記につきましては全体の調和を図ることが望ましいという趣旨でお話を申し上げたというふうに私どもとしては理解しているわけでございます
父兄負担の軽減が義務教育においては言われておるにもかかわらず、せっかく教料書が無償配付になったのに、こういったところでまた金がかかってしまう。こういった父兄負担の経費削減の面から、教材の中身ですね、相当なものを使っていますから、その点がどうか。 それから終了時間が極端に遅い。これはいま申し上げた過酷な勉強時間割である。
これはどういう表現を使ったらよいのであろうかというようないわば提案をしたわけでございまして、ここでお断りしておきたいのは、調査官としてはそういう意味で実際に現場の教育においてはそういう時事問題をどういうふうに扱ったらいいかという提案と、しかし現実に教料書の検定はどうなっておるかということはこれは全く別の次元の問題でございまして、具体的に昨年の春サイゴンが陥落した後における教科書の扱いにつきましては、
その中でこういう人たちが生活保護あるいは失業保険などは切られますので、非常に困窮しておりますけれども、教材、教料書を墨字と点字、どちらかしかもらえないわけなんです。ところが、まだ目が見えて、そしてだんだん目が見えなくなるという人が多いために、墨字と点字の両方の教料書をもらえないか、そういう人は。また、こういう問題があります。
それから教科書でございますが、教科書も各科目、これは主として警察実務に関係のある刑事警察、警備警察、外勤警察、防犯警察といったものについて教料書を渡しまして、そして教育をいたしております。
特に私どもがいろいろ注意をして忠告をいたしました後に出ておる四十一年二月七日の学校の掲示板を見ますと、この教料書を買わない者には後期の試験を受ける認可証をやらないぞと書いてある。同時にあとから出てまいりますけれども、選挙権銀行倶楽部というものの負担金二百円を出さない者には試験を受けるところの許可証をやらないと書いてある。うそだと思うなら写真がある。
ことに、私も生まれて初めてこういうところに参って経験したのでありまして、私も先般先生にお会いして申し上げたと思いますが、国定教科書以来からこの教料書の仕事に携わらしていただいておるのでありますが、率直に言うと私ばかりでなく、何か教科書会社に勤めているということが、自他ともに確かなところに勤めているのだと自負して、人にも言えるような境地にあったのでございますが、今日ではいささか正反対のような感じがいたします
(拍手)ここで教料書無償を実施するならば、単なる演説でなかったことにもなりますので、この意味からも私は慶賀にたえないと申すわけでございます。しかし、この法案を検討し、ただいまの大臣の提案理由の説明をお聞きいたしますと、無条件では慶賀を表することはできません。どうも政府はまじめにこの問題を取り上げておらない、真剣に取り組んでおらない、誠意のないものとしかわれわれは了承できないのでございます。
○野本品吉君 今の教科書センターが、単に教料書の採択上の機関だけでなしに、私としてはできることなら、やっぱり教科書センターというものは教科書の内容についての研究の方向へも移行していくべきじゃないか、こう考えるんです。これはどうですか。
なお、文部省自体といたしましては、貧困家庭につきましては、特に教料書及び給食につきまして、準保護児童に対しまして、無償で給与をいたしております。こういうような点を推し進め、さらに家庭の御協力を得まして、できるだけ一日も早くこういう事態のないように努力していきたいと考えております。
われわれの方といたしましては、教料書というようなものは韓国語のものはございませんので、これば日本政府で支給いたすということはできないのでございますが、黒板とか、クレヨンとか、あるいはノートというようなものは、われわれの方でもこれを配付してやっておりますし、また教料書などにつきまして、朝鮮居留民の、朝鮮人の人から差し入れがありましたはうな場合には、これをむろん差し入れを認めまして、そういう教育の便宜に
大臣がただで物をその子供がもらうという考え方が悪いというようなお考えを若し持つているとするならば、今回の教料書の無償配付を中止したというのも大臣がそういう考え方から出発したのだというふうに言われてもこれは仕方がないように思えるから、そういう誤解をなくするためにも大臣は先ほどの御発言についてもう一度考慮して、むしろここで取消されたほうがいいのではないのですか、こういうふうに申上げているのです。
しかるに、この治療をいたしました医者が何べん請求いたしましても診料書を書いてくれない。これは小谷キミと非常に特別なる関係の医者だそうでありまして、何か相当の金でももらつておるのでありますか、書いてくれない。またどういうものだか、警察も、川島という病院でありますが、この病院を調べていない。どうも私どもこの捜査に対しましてもふに落ちない。
モデル教料書を作つたから或いは標準教科書を作つたから、一気にこの価格の値下りを、或いは内容の改善が一気に図られるとはどうしても考えられない。でありますから、私はこの附則第八項の精神はどういう精神で一体この第八項がここに盛られていたのだか、もう一度伺いたい。
私が行つた熊本の例ですが、下つぱの方は、保証金が出せないものだから教料書がもらえないで、一学期も教科書が学校へ来ないところがある。元締めが発行者に保証金を出しているという実情もあるので、原価計算なんかもよく調査しなければいかぬ。なお三分を一分に下げるという基準が、まだ納得が行かぬので、その原価計算の資料をお願いしたいと思います。
この問題は日本國民すべての問題であるから取上げる必要はないと思いますが、ここに問題になるのは学生の教料書の問題です。教料書と言うか、或いは参考書、教料書並びに参考書の問題である。これが非常に値段が高い、これでは参考書を求めることも、ノートを求めることもできない、或いはそれに要するところの学用品を求めることもできない。